大河ドラマ考察【どうする家康】松平昌久(演:角田晃広)は本当に火縄銃を乱射できたの?実は…… (2/3ページ)

Japaaan

カッコよく構えては見たものの、火薬がなければ撃てないのである(イメージ)

だから松平昌久クラスの弱小勢力が必死に火縄銃を掻き集められたとしても、火薬がないから発射できない。だからあのシーンは、火薬がもったいなさすぎて実現できなかったと考えられます。

なお、硝石の国産化は天正年間(1580年ごろ~)から可能になったようですが、それでも文禄3年(1594年)に天下人・豊臣秀吉(演:ムロツヨシ)が大陸の明国から大量に輸入しており、実用化レベルの質・量ではなかったのでしょう。

だから織田信長(演:岡田准一)や武田信玄(演:阿部寛)が暴れ回っている時代にはほぼすべてが輸入に依存していたはずです。

大陸との交易ルートをおさえていない勢力にとって、鉄砲はともかく弾薬はべらぼうに高価な買い物でした。

また当時の明国は倭寇対策として軍需物資の輸出を規制していたため、硝石を手に入れるためには密貿易すなわち倭寇とのつながりが不可欠です。

「日本の硝石は俺が支配している」と豪語していた王直(おう ちょく。生年不詳~嘉靖38=永禄3・1560年刑死)はじめ、彼らの暗躍なくして日本の火縄銃は撃てませんでした。

戦国時代に鉄砲と言えば、信長が武田勝頼(演:眞栄田郷敦)を撃破した長篠の合戦(天正3・1575年5月21日)。

「大河ドラマ考察【どうする家康】松平昌久(演:角田晃広)は本当に火縄銃を乱射できたの?実は……」のページです。デイリーニュースオンラインは、王直ルイス・フロイス松平昌久倭寇どうする家康カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る