大河ドラマ考察【どうする家康】松平昌久(演:角田晃広)は本当に火縄銃を乱射できたの?実は…… (1/3ページ)

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大河ドラマ考察【どうする家康】松平昌久(演:角田晃広)は本当に火縄銃を乱射できたの?実は……

NHK大河ドラマ「どうする家康」、皆さんも楽しんでいますか?今回言及するのは、第2回放送「兎と狼」で初登場の松平昌久(演:角田晃広)です。

松平元康(演:松本潤。徳川家康)とは同族でありながら本家争いを繰り広げており、この時も騙し討ちを謀りました。

その手口が「誠意を見せるため、土下座した背後からの火縄銃乱射」というもの。この描写に、少なからぬ歴史ファンから疑問の声が噴出します。

「先込め式の火縄銃で連射などありえない」

「たとえ別々に撃ったにせよ、地方の小豪族に過ぎない昌久に、あれだけ大量の火縄銃が調達できたとは思えない」

……などなど。こうした疑問に対して、擁護する意見も上がりました。

「宣教師ルイス・フロイスが火縄銃の普及速度に驚嘆するなどの記録も残されており、昌久が揃えていても不思議ではない」

果たして、あのシーンは実現可能だったのか、今回考察したいと思います。

確かに火縄銃は量産できたが……

結論から言ってしまうと「あのシーンは現実的に難しかったであろう」と思います。

なぜか?火縄銃を撃つために必要な火薬の原料である硝石(しょうせき)の調達を、ほとんど輸入に頼っていたためです。

実は火縄銃の国産化は早くから始まっており、輸入品も出回っていたため、東国の大名たちも大なり小なり鉄砲を手に入れることは可能でした。

ただし、硝石が手に入らなければ火薬は作れず、火薬がなければどれほど精密・高性能な火縄銃も役に立ちません(ブン殴るくらいはできますが……)。

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