今なお日本を覆う「得体の知れない安倍的支配」の正体とは (3/3ページ)
古賀氏は、安倍氏が喜べば出世につながることを見事に示し、官僚のモラルハザードを強める典型的な例になったと述べる。
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本書は安倍政権の負の遺産を抉り出し、それが今なお自民党を、そして日本を支配していると論じる。トピックの一つであるアベノミクスは格差を拡大させ、庶民の生活に不安を与え続けている。原発回帰の動きや教育行政にも安倍政権の影響が残り続けている。
では、日本の未来は絶望的なのか。古賀氏は最後に「まだ、日本を諦めるわけにはいかない。この国にはまだ十分なポテンシャルがあると信じることからすべては始まる」とつづり、「不公正に厳しい改革」を提言する。日本の劣化を食い止め、再生するためには具体的にどのようなことが必要なのか。本書はこの国への処方箋ともいえるような一冊だ。
(新刊JP編集部)