アイザック・ニュートンが「2060年に世界が終わる」と予測した理由 (3/4ページ)

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ニュートンの手紙には彼が2060年と導き出した理由も書かれている・ニュートンが終末の年を予測した手紙は複数あった
 ニュートンは1704年の手紙以外にも、複数の手紙に2060年に世界が終わることを書いている。

 それらの手紙を見た、カナダ、キングス・カレッジ大学の歴史家スティーブン・スノーベレン准教授によると、2060年以外にも、2344年、2090年、2374年など、いくつか終末の日の候補があったようだ。

 だが数字の覚えやすさや、複数の手紙に何度も登場していることなどから、ニュートンの脳裏には2060年が一番強く焼き付いていたと考えられるそうだ。

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・ニュートンは偽の予言者を戒めるべく、終末の年を予測した可能性
 ちなみにニュートンが想像していた「終末」とは、世界の滅亡や、聖なる炎で焼き尽くされるといった状況のことではない。

 彼が信じた終末とは、キリストが再臨して千年王国を建国、世界に離散していたユダヤ人がイスラエルに戻り、永遠の王国を築き上げるというものだそうだ。

 ちなみに現在と同じく、当時もこの世の終わりを喧伝するエセ預言者はたくさんいたらしく、そうした予言が外れるたびに聖書の権威を失墜させることをニュートンは苦々しく思っていたようだ。

 ニュートンの手紙には、このような予言を残した目的は「終末をみだりに予言する空想家の軽率な憶測に歯止めをかける」ことであると綴られている。

 つまり彼は、2060年に終末が訪れるというよりも、2060年までは終末は訪れないということを言いたかったようだ。
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