神社の石柱に神社名以外の謎の文字…一体「官幣社(かんぺいしゃ)」って何のこと? (3/3ページ)

Japaaan

Wikipediaより

まとめると、社格は廃止されたものの、廃止される以前に存在していた官幣社は「天皇家の歴史と日本の歴史に深い関わりのある由緒正しい神社」で、特別な供物と金銭が供されてきたということですね。

一度与えられた社格は名残として社号標(石柱に神社名などを彫ったもの)に残っており、過去は朝廷が与えていた幣帛の代わりに、神社本庁から「幣帛料」(正しくは本庁幣)が与えられているというわけです。

案外身近な神社が隠された歴史を有しているかもしれません。みなさんも地元の神社を散策する際には、チェックしてみてはいかがでしょうか。

参考:神社本庁レファレンス事例詳細

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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