2023プロ野球ペナント、巨人を襲う悲劇…「想定外事件のウラ真相」 (2/3ページ)
特筆すべき変化球を持たない平均点な投手ばかりの現状では、“配球の妙”で勝っていく以外に道はない」
■原監督を悩ませる野手陣
そのためには、捕手はもちろん、ベンチの阿部慎之助、村田善則両コーチらも一丸となって追求することが必要だという。さらに前出の角氏は、懸案の“方程式”についても、抑え経験者の立場から、こう続ける。
「今は過渡期と割り切り、右左でグループ分けをして、セットアッパーをローテで回すのが一つ。悪循環の8回を任せられる若手が他にいないなら、“緊急措置”として大勢に2イニング投げさせるという手もある。当然、リスク管理は必要ですが、抑えが1回限定なんて決まりは、もともと、どこにもないですしね」
さらに、原監督を悩ませているのが野手陣。坂本勇人(34)、丸佳浩(34)という両ベテランが不調。特に坂本は、開幕から20打席ノーヒットという大不振でチームの足を引っ張った。
しかし、角氏は、「どんなに不調でも、坂本や丸には、いるだけで相手を嫌がらせるだけの“顔”がある」と、存在感の大きさを指摘する。そして、続ける。
「定期的にスタメンから外しているのも、好意的に見れば、彼らをシーズン通して使うための、いわば“メジャー式”の起用法。