「気付くと崖の下に居て、見知らぬ男に見下ろされていた16歳の私。『とりあえず』と足を縛られたあと...」(神奈川県・60代男性) (2/3ページ)
そして、気が動転していたのでしょう。私の実家がある世田谷までバイクで直接報告しにも行ったそうです。
トラックで病院まで連れて行ってくれた人に...私は助けてくれた方のトラックの助手席に座らせてもらい、初めて自分が血だらけになっていることに気が付きました。その人は静岡の日本赤十字病院まで私を運ぶ最中、私の意識が無くならないよう「どうしちゃった?居眠り?どこから来たの?何歳?」など色々と聞いてくれました。
それでも、ところどころ意識が無くなって、記憶に残っているのは病院に着いて私を抱きかかえて病院に入るところです。
病院ではほとんど記憶がなく、翌日になりました。頭部及び全身打撲、左足裂傷、右鎖骨骨折と聞かされました。

目が覚めたときにやっと気分も落ち着き、病院の方に私を運んでくれた男性の事を聞くと、私を預けた後、名前も言わずにいなくなったそうです。
現代では考えられないことでしょう。今なら携帯電話で警察に連絡して記録は残るのでしょうが、当時は警察にも連絡しないで終わった時代です。
助手席は血だらけになっているでしょうし、私は意識がもうろうとしていたので、お礼の言葉も言っていません。
あれから何十年も経過しましたが、事あるごとに思い出し、感謝することしかできません。今私にできることとして、事故等に遭遇した時に見過ごすのではなく、おせっかいかもしれませんが、少しでもお手伝いができればと思っています。
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