「2022年は日本人留学生の数が対前年で大幅に増加。カナダ留学が1番人気」『一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査』調査レポート2022 (5/7ページ)

バリュープレス

これは(1)長期留学を考える人たちは留学開始時期が確定的な上、留学に対するコミットメントが強い(2)日本政府の水際対策の大幅緩和実施が本来の短期留学のピークの後である9月だったため、春休みや夏休みの時期に短期留学を断念する人たちが多かった。などの要因が考えられます。

4)注目の留学先はドバイ、韓国、マレーシア
2022年特に目立った留学先の国としては、(1)ドバイのあるアラブ首長国連邦、(2)ここ数年K-POPやK-ドラマ・映画などで世界的な注目を集める韓国、(3)そして円安やアメリカやオーストラリアなどのインフレによる物価高で留学費用が相対的に上がっていることを受け、以前より新たな海外大学進学先として知られてきたマレーシアも更に注目度を上げています。ドバイは2019年の留学生数が3人から、2022年は125人。韓国は2019年の1,605人から、2022年は1,155人まで急速に人数を回復させ、マレーシアは2019年の481人から、開国が遅かったのにもかかわらず、2022年は447人とほぼコロナ前と同水準の人数が留学をしています。また、ドバイや韓国は語学留学を目的として留学する人だけですが、マレーシアは大学学部留学の割合が非常に高くなっているという特徴があります。

【日本人留学生の今後の展望】
岸田総理からの要請を受け、教育未来創造会議は2023年4月に第二次提言(未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ)を政府に提出しました。その中で「2033年までに日本人学生の海外留学者数を全体で 50 万人にまで引き上げる」ことが明記されています。今後、この目標は閣議決定される見通しになっています。
政府の資料によるとコロナ前の2019年時点での日本人留学生数を22.2万にとしているので、この50万人という数字は、2033年までの今後10年で、日本人留学生数をコロナ前の2倍以上にするという、非常に野心的な目標になっています。
このような中で、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)は、日本人留学生の今後の展望を以下ようにまとめました。

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