「サバイバルオーディション」から演技ドルが生まれるから。【なぜ日本の女子は”韓ドラ”にハマるのか #4】 (1/3ページ)
韓国ドラマにハマる理由のひとつ。それは、韓国発のサバイバルオーディションから演技ドルが生まれるからではないでしょうか。そこでファンになり、出演するドラマも観るようになって韓国ドラマにハマるパターン。もしくは、だいぶ後から「えっ? あのオーディション番組に出ていたの⁉」と驚いて、さらに好きになるパターンもありそうです。そこで今回は、独断と偏見で選んだ、サバイバルオーディション出身の演技ドル主演作を紹介します。
■パク・ジフン『遠見には緑の春』
大学の新入生ジュン(パク・ジフン)は裕福な家庭に生まれ、明るく優しい校内一のイケメン。表向きは誰とでも明るく接しているが、笑顔で本心を隠し、家族との間に問題を抱えて長年苦しんでいた。クールで成績優秀、日夜アルバイトで家族の生活費も稼ぐ貧しい家庭の大学3年生スヒョン(ペ・イニョク)。平凡で小心もの、周囲から注目されることを極端に嫌っているソビン(カン・ミナ)。彼らは大学生活で接点を持つようになり、授業の課題も一緒に進めることに……。やがて、友情や恋を通じてそれぞれの問題と向き合っていく。性格も生い立ちも違う彼らにどんな変化が訪れるのか。
オーディション番組『PRODUCE 101シーズン2』で「Wanna One」としてデビューしたパク・ジフンですが、幼少期から芸能活動をしていたそう。「Wanna One」での活動終了後は、俳優・歌手として活躍中。出演作品で特におすすめしたいのは、『遠見には緑の春』(2021年)です。金髪姿の大学生役なので、子犬系のかわいさや愛嬌が全面に押し出されたドラマかと思いきや、それを封印している本作。彼を含めたメインキャストの設定が、結構現実的です。表向きは幸せに見えても、実はみんな色々な苦労があって……。そんな大学生の陰と陽をていねいに演じています。パク・ジフンが演じるジュンの家族との屈折した関係性は、胸が痛くなるほど辛い。観終わった後は「自分も少し前を向いて頑張ってみようかな」と思えるような、若者の苦悩と成長を描いている青春ドラマです。
■オン・ソンウ『2人の恋は場合の数』
アルバイトをしながら生活している駆け出しのカリグラファー、キョン・ウヨン(シン・イエウン)。恋愛をしても長続きせず、別れを繰り返している。