豊かでシンプルな生活を送るための「減らす」コツ (1/2ページ)
ストレスから暴飲暴食をしてしまったり、頻繁にSNSをチェックするようになってしまったり、必要のないものを購入しモノがどんどん増えていったり。
忙しない日々を送っていると、心に余裕がなくなって逆に無駄が多くなってしまう。そんなことはないだろうか。できる限り無駄をなくし、シンプルに生きる。
そのために必要なのが「減らす」という考え方だ。
『半分、減らす。―――「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる』(川野泰周著、三笠書房刊)は精神科医であり、禅僧の著者が「半分、減らす」をキーワードとして、シンプルに、豊かに生きるためのヒントをつづった一冊。
なぜ「半分」なのか。その理由として著者は「指標としてわかりやすい」「行動変容につながる」という2つをあげている。
たとえばスマートフォンの使う時間を「半分」に減らしてみるとなったとき、厳しい目標だと感じる人もいるだろう。しかし、そのくらい思い切った意識を持つ方が、行動の変容につながる。「ちょっと」ではなく「半分」ならば、ふだんの行動もガラリと変わるはずだ。
では、「半分、減らす」コツを本書からご紹介していこう。
■いつも持っている重いカバンの中の荷物を減らす外出時、いつも持ち物が多くなってしまうという人は少なくないだろう。パンパンになったカバンは持ち歩くだけでも疲れてしまう。
カバンから半分持ち物を減らすためには、「いつも持っているけど実はほとんど使うことがないもの」をチェックして、カバンから出しておく習慣を身につけることが有効だ。帰ってきて玄関を開け、靴を脱いだら、まずはカバンの整理から始める。念のため持って行ったけれど使わなかったものもあるはず。そうした物を省いていくことで、どんどんカバンは軽くなる。
著者は「旅も含めて移動は、身軽にしておくことがおすすめです。なぜなら荷物が軽いとその分だけ、気持ちも足取りも軽くなるからです」(本書より)と述べる。荷物は軽くしていた方が、新しい発見も増えるはずだ。