「高知よさこい祭り」の遠隔操作ロボット・アバターのデザインコンテストの開催 (1/2ページ)
2023年8月に開催される「高知よさこい祭り」に向けて、「遠隔よさこいロボット実行委員会」は、株式会社AGAMIと共同で、ロボットアバターの外観デザインコンテストを開始することを発表します。
テクノロジーと伝統が融合する取り組みでは、「遠隔よさこいロボット実行委員会」が高知よさこい祭りの70周年を祝して、ロボットアバターを祭りへ参加させることを企画しています。このプロジェクトは、車椅子の方々、高齢者、障がいを持つ方々など、さまざまな状況でよさこいパレードに参加できない人々に革新的なプラットフォームを提供することを目指しています。
「アガモン」シリーズと呼ばれているこの遠隔ロボットアバターシリーズは、カーニバル文化とよさこいの伝統を融合させたダンスグループ「CANAVALAVA」とのコラボレーションで、高知よさこい祭りにて初披露されます。
ロボットシステムの開発においては、東京に本社を置くロボットシステム開発の企業であるAGAMI株式会社が主導を務めています。この技術により、リモート操作されたロボットアバターが、リモートオペレーターによる直感的なタッチインターフェースを通じてダンスの動きを表現するチャネルとなることができます。このシステムにより、体の制約を抱える人々でも、よさこい祭りに積極的に参加し、踊り手や観客とともにリズムを共有することが可能になります。
デザインコンテストは、6月1日から6月30日までの1ヶ月間開催します。誰でもコンテストに参加することができ、アガモンアバターの外見についてのアイデアや画像を応募することができます。
登録したユーザーは、応募された画像やアイデアを閲覧することができ、お気に入りのマーク「いいね!」を付けることができます。お気に入りのマーク「いいね!」の数に基づいて上位3位が選ばれ、報奨されます。
本コンテストは、「遠隔よさこいロボット実行委員会」が、世界中からアガモンアバターの外観に関するクリエイティブなアイデアを募集し、今年8月10日と11日に日本の高知市で行われる第70回よさこい祭りに参加するアガモンアバターの外見に対して、世界中の誰もが貢献する機会を提供します。