カット野菜に紛れ込むカエルを検出するAI画像検査システムを開発 〜 食品工場を悩ます目視では紛らわしいカエルなどの異物をAIで高精度に検知 〜 (1/3ページ)

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株式会社 トラスト・テクノロジーのプレスリリース画像
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株式会社トラスト・テクノロジーは、AI画像処理によるカット野菜のカエル検知システムを7月1日より発売いたします。カット野菜の製造工場向けにシステムを提供し、従来目視検査で行っていた葉物野菜に紛れ込む、カエルや昆虫などの異物検知をカメラとAI画像処理で高精度に自動化し、見逃しを防止します。

 AI画像検査システム開発の株式会社トラスト・テクノロジー(本社:東京都国立市、代表取締役:山本隆一郎)は、AI画像処理によるカエル検知システムを食品工場向けに7月1日より提供します。
 近年、食生活の変化もあり、手軽で便利なカット野菜は年々需要が高まっている状況です。しかし、多くの野菜は自然由来のため、どうしても昆虫やカエルなどが紛れ込む可能性があり、それらの異物検知と除去作業はカット野菜を製造する多くの食品工場にとって、非常に負担が高く責任の重い作業となっています。昆虫やカエルは有機体であり、色も野菜と近しいことから、食品工場で一般的に用いられる金属探知機やX線検査装置をすり抜けてしまい、現状はそれら異物に対する有効な自動検知システムが存在しない状況でした。そのため、多くのカット野菜工場では、人の手で野菜を少しずつ掻き分けながら、目視検査で除去作業を行っている状況です。しかし、人の目による検査には限界があり、昆虫やカエルは色も葉物野菜に近い緑や茶褐色のものも多く、いくら人手をかけて丁寧に検査をしても、一定数の見逃しが発生します。昨今の社会情勢では、そういった見逃しの結果である異物混入は大きなニュースになり、カット野菜の製造工場の責任が厳しく問われるばかりではなく、販売先であるスーパーや食品店のイメージの悪化やその後の商品展開に影響を及ぼす事態になっており、営業戦略や経営にも直結する問題にもなっています。
 これら異物流出の問題は、カット野菜に限らず、多くの食品の異物検知で共通のテーマであり、トラスト・テクノロジーではそれら食品工場の課題を解決すべく、AI画像検査システム「AIインスペクター」を多くの食品工場に供給し現場導入を進めています。AIインスペクターの食品工場向けラインナップとしては、2021年から精肉工場向けの毛髪検知、コバエ検知のパッケージを提供しています。

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