それって高血圧の症状かも!? 現役医師が注意点を解説 (1/2ページ)

普段からよく耳にする「高血圧」だが、健診や病院を受診した時に、偶然発見されることが多い。
少し血圧が高い程度であれば、ほとんど自覚症状がないことが多い。
しかし、実は高血圧になると症状が出ることもあるのだ。
今回は、注意すべき高血圧の症状やリスクについて解説する。
症状は頭痛・めまいなど血圧が高いと頭が痛くなったり、めまいがしたり、肩こりがひどいと感じる場合もある。

これは高血圧が影響して、頭の中の圧が上がることが原因と考えられる。
しかし、このような症状は風邪などの他のよくある疾患でも見られる。
一日の中でも変動する血圧は、一日中一定の高さではない。
もちろん、運動したり怒ったり、食事をすれば血圧は上がる。

それ以外で、安静にしていても血圧は変わるのだ。
例えば、睡眠中は血圧は低く、朝になると起きる前ぐらいから少しずつ血圧が上がってくる。
昼間は、活動量が増えるため上がりがちだ。
そして夜は寝るのに向けて、血圧は下がっていく。
一番高いのは午前中一日を通して見れば、一番血圧が高いのは午前6〜12時頃だと考えられている。