宇崎竜童、77歳独占告白「梶芽衣子との『曽根崎心中』の逸話」俳優人生から学んだもの (3/3ページ)
向田さんがすごいと思ったのは、僕の役柄の設定を変えてくれたことです。
「この人は俳優としては、まだ素人。だから、本番で言葉に詰まることだってあるでしょ。だから、いっそのこと、緊張すると言葉が出て来なくなる吃音の男性、という設定にしたらどうかしら。つまり、言葉が出てくるのを待てばいいのよ」
和田さんに、そう提案してくれました。要するに、向田さんは俺みたいな“素人のアンちゃん”をキャスティングした以上、なんとか役に当てはまるようにと配慮してくれたわけです。実際、言葉に詰まってもいいと言われて、僕としても気が楽になりました。なにしろ、共演者は実力派の名優ばかりでしたから。
ロングインタビューの続きは現在発売中の『週刊大衆』6月26日号で。