なかなか人に言えない「痔」の悩み 対処法を現役医師が詳細解説 (1/2ページ)

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なかなか人に言えない「痔」の悩み 対処法を現役医師が詳細解説
なかなか人に言えない「痔」の悩み 対処法を現役医師が詳細解説

痔は、日本人の3人に1人が罹患していると言われる、よくある疾患のひとつだ。

痔になっても、なかなか医療機関を受診しない人も多い。

今回は、痔のメカニズムや、放置するとどうなるか、治療法、予防法について解説する。

大きく分けて4種類

痔は、内痔核、外痔核、痔瘻(じろう)、裂肛の4種類ある。

一般的には、内痔核と外痔核を合わせていぼ痔、痔瘻のことを穴痔、裂肛のことを切れ痔と呼ぶ。

それぞれの特徴的な症状は、内痔核は出血、外痔核は痛み、痔瘻は肛門周囲が赤く腫れて膿がたまる、裂肛は出血と痛み、である。

初期は治療しやすい

いぼ痔の原因は、肛門の静脈という血管が、膨らんでコブのようになっていることだ。

内痔核は肛門の奥の方にできて、痛みの神経がほとんどない場所であり、いきんだりすると圧がかかって出血しやすい。

外痔核は、肛門の外にできて、激しい痛みを感じやすい。

両方とも初期段階だと、軟膏を塗ることですぐに治る。

また、内痔核だと軟膏で治らなくても、注射を打つことで治せる。

そして重症化すると、手術が必要になる。

穴痔は切開排膿が必要

痔瘻は、肛門の奥の方と肛門周囲の皮膚が、細いトンネルのような管でつながった状態になる。

肛門の奥から細菌が、肛門とは別ルートで表面に出てくるのだ。

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