史上最大のウミガメ、白亜紀を生きたアーケロンの謎を解き明かす (1/2ページ)

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史上最大のウミガメ、白亜紀を生きたアーケロンの謎を解き明かす
史上最大のウミガメ、白亜紀を生きたアーケロンの謎を解き明かす

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 今から約7,500万年前の白亜紀後期には、知られている中で最も大きなウミガメが存在していた。

 アーケロン(Archelon)は、全長4m以上、体重は2000kgを超える巨大な亀で、現存するカメ目最大種「オサガメ」の全長は183~220cm、体重は250~700kgであることから、我々が想像する亀の概念を遥かに超えるサイズだ。

 すでに絶滅してしまったこの驚異的な亀、アーケロンの生態や発見の歴史に迫ってみよう。

・白亜紀後期の海の支配者、アーケロン
 1895年、アメリカ、サウスダコタ州の地層からアーケロンの初めての化石が発見された。

 さらなる化石の発掘により、この生物の巨大なサイズが明らかになり、科学者たちは巨大さと神秘性に驚愕することとなる。

 アーケロンの甲羅は独特で、肋骨が骨質の板ではなく革状の皮膚や角質の板で覆わており、軽量化されていた。

 しかし、その甲に手足を引き込むことができなかったため捕食者に襲われやすく、脚鰭が一つ欠けている化石も珍しくないという。

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脚鰭が欠損してしまっている状態のアーケロンの骨格 / image credit:public domain/wikimedia

 甲羅を軽くすることで、スピードと機動性が向上し、その巨大なサイズにもかかわらず、素早く獲物を追い詰めることを可能としていたようだ。
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