もし人類が絶滅したら、1年後の地球はどうなっているか? (2/5ページ)
だが、そこはそれまでのように快適で暖かい場所ではなくなっている。なんだかノドが渇いたので、水を飲もうと水道をひねる。だが水は出ない。
当たり前だ。水道は水道局で常に水をくみ上げていなければ出ない。だが、そのための機械を管理する人はいないのだから、止まってしまう。
最初の冬までは、水道管の中に水がまだ溜まっていたかもしれない。だが寒くなって、水が凍るようになると、水道管は破裂してしまう。
もちろん電気もない。発電所で働く人たちがいなくなるからだ。夜になれば家は真っ暗で、灯りはつかないし、家電だって使えない。
また床や家具がホコリでおおわれていて驚くことだろう。
私たちが吸い込んでいる空気には、目に見えない小さなホコリがいつも漂っている。人間がいるときは、移動したり、エアコンなどを使ったりすることで、ホコリを散らしている。たまには掃除だってするだろう。
だが人がいなくなれば、そうしたホコリが静かに舞い降りて、ふり積もる。
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・動物と植物たちだけの世界
人間がいなくなったチェルノブイリは野生動物の楽園になっているが、それと同じようなことが地球全体で起こるだろう。
以前はキレイだった庭も雑草だらけだ。それどころか、見たこともない植物が生えているかもしれない。鳥や風に運ばれて、どこからともなくタネがやってくるからだ。
それまで見なかった生き物だってたくさんいる。人間に嫌われ殺虫剤をかけられることがなくなった虫たちは、庭やそこかしこで自由に暮らしている。