もし人類が絶滅したら、1年後の地球はどうなっているか? (4/5ページ)
これは地球が動き続けているからだ。それがコンクリートに圧力をくわえ、ひび割れを生じさせる。いずれ道路はバラバラに砕けて、そこから木が生えてくる。
橋の脚や梁など、金属で作られた部分はだんだんと錆びていく。だがコンクリートの橋や高速道路なら、何世紀も持ちこたえられるかもしれない。
やはり巨大な建造物であるダムや堤防も、だんだんと侵食されていく。
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1000年後も、この世界の面影はまだうっすら残っているだろう。ローマ帝国は1500年以上前に滅んだが、今でもその遺構は観光客を楽しませている。
それと同じように、マンションやショッピングモールといった大きな建物は、古代遺跡のような風貌になり、失われた文明の記憶をとどめてくれるはずだ。
人間がこの世からいなくなると、人間が地球をどのように扱ってきたのか浮き彫りになる。今、私たちが目にしている世界は、私たちがいなければ成り立たない世界だ。
そしてまた、人間に代わり地球上を支配するものが現れることがあるのなら、そこから新たな文明が築かれていくことになるのかもしれない。
だが幸か不幸か、人類が滅亡したところで地球がなくなることはなさそうだ。