コロナは第9波の入り口に?旬の食材が身体を助ける「夏の免疫アップ最強食材」! (2/2ページ)

日刊大衆

「野菜の色素は、日差しによる細胞破壊からタネを守るための機能なので、そこには抗酸化作用がある栄養が豊富に含まれています。皮やタネ周辺の果肉も、丸ごと食べてください」(前同)

 また、トマトを調理する際にコツがあると言うのは、料理研究家で管理栄養士の望月理恵子氏だ。

「抗酸化作用があるトマトの赤い色素“リコピン”は、加熱調理をすると吸収率が上がります。一方、トマトのビタミン類を補給したければ、サラダなど新鮮な状態で食べるのが効率的。目的に応じて、調理法を変えましょう」

 ちなみに、夏の定番デザートのスイカにも、夏野菜と同様の効果がある。色素が濃く、抗酸化作用があるので、ぜひ食べよう。

 また、これからますます暑くなると、夏の風物詩であるそうめんが恋しくなるが、せっかくなら、オクラ、長芋といったネバネバ食材をトッピングに加えたい。

「オクラのネバネバ成分には、細胞を元気にする働きがあります。加えて、長芋の“カタラーゼ”という酵素は、活性酸素の働きを抑制して、体の老化を防ぐので、免疫力アップにつながります」(前出の田村氏)

 ちなみに、

「細かく刻むことで、ネバネバ成分が吸収しやすくなります。より粘りが出て、そうめんの喉越しもよくなりますよ」(前出の望月氏)

 熱帯夜には冷たいビールという左党には、定番おつまみの枝豆がイチ押しだ。

「人間の免疫細胞は常に入れ替わっていて、新しい細胞をどんどん作ることで、免疫力を維持しています。そこで必要なのが、細胞の原料であるタンパク質。補給には、植物性タンパク質を含んだ枝豆が、うってつけなんです」(田村氏)

 現在発売中の『週刊大衆』7月10日号を読んで、旬の食材で免疫力をアップしよう。

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