還暦で海外留学。大きなチャレンジを成功させるために必要なものとは?(前編) (3/4ページ)
その目的を果たすために自分がどういう姿勢でいればいいのかと考えたときに、年寄りの発想をしていてはいけないと考えました。気持ちだけでも若い人と同じように持って、一緒に乗り切っていこうという発想になったことが、その理由じゃないかと思います。
――語学についてお話をお聞きしたいのですが、もともと留学前の松木さんの英語力はどのくらいだったのでしょうか?
松木:中学3年生で英検3級を取りまして、その後は通信教育で英語を勉強していました。海外旅行では不自由はなかったですが、アメリカに渡って語学学校に入ったときに自分の英語力の悲惨さを実感しましたね。やはり日常会話の英語と旅行で使う英語は全然違います。
――最終的にはカレッジに入れるくらいの語学力を身につけるわけですが、どのような勉強をされたのですか?
松木:現地の語学学校に1年半近く通いました。そこではレベル1から6までのクラス分けがあるのですが、勉強あるのみです。一生懸命取り組んで、最終的には最高のレベル6で卒業することができました。
ただ、日本で高校卒業程度の英語力があれば、あとは応用になるので、レベル6で卒業するレベルには到達できると思います。私の場合、アメリカに住んでいるというアドバンテージもあったので、とにかく英語学習にすべてのエネルギーを注ぐことができたという点も大きかったです。
また、性格的に負けず嫌いなので(笑)、毎週のようにある、テストで良い点を取ろうと必死に勉強しました。
――なるほど。年齢を重ねる中で新たな語学を習得するコツなどがありましたら教えてください。
松木:一言で言えば興味を持つことが大事だと思います。興味があれば年齢関係なく頭は働きますし、覚える意欲も湧いてくるはずです。
語学はもともと頭を使って覚えるものではなく、周囲の人たちが使っている音を聞いて反復して覚えていくものだと思います。幼い頃なんかはそうやって言葉を覚えていきますよね。