「辺鄙な山奥で見つけた老夫婦が営む飯屋。金を持っていなかった私は、他の客がいなくなるまで待ってから...」(兵庫県・50代男性) (1/3ページ)

Jタウンネット

「辺鄙な山奥で見つけた老夫婦が営む飯屋。金を持っていなかった私は、他の客がいなくなるまで待ってから...」(兵庫県・50代男性)
「辺鄙な山奥で見つけた老夫婦が営む飯屋。金を持っていなかった私は、他の客がいなくなるまで待ってから...」(兵庫県・50代男性)

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Sさん(兵庫県・50代男性)

25年ほど前、トラックドライバーだったSさんは困窮した生活を送っていた。

その日はお腹が空いていて何か食べたいと思っていたが、ポケットには50円ほどしかなくて......。

お金に困っていたトラックドライバー時代に......(画像はイメージ)

25年くらい前、極貧だったトラック運転手時代のことです。父が残した借金を返すために、稼いでは支払ってのいたちごっこの生活でした。

その日食べるお金も無いのですが、内職を頑張ってくれている嫁にお金貸してと無理も言えず、所持金わずか200円くらいで生活を送る日々。会社に前借りしたりして、しのいでいました。

残された道は死ぬか、奇跡を信じてお金が落ちていないかという状況でした。

「50円しかありません」

その日、東京で積んだ荷物を奈良の少し辺鄙な山奥まで届けました。荷物を降ろし終わる頃にはお腹が空いていて限界。少し走るとトラックを停められるスペースがあり、トイレもあったので、そこで休もうかと止まりました。

そこで目を引いたのは「めし」と書かれたのれん。ポケットには50円くらいしかなく、でも食いたい。店の前を行ったり来たりして、お客さんがいなくなるまで待ちました。そして恥を忍んで

「すみません、50円しかありません。小さなオニギリでかまいません、作っていただけないでしょうか」

とお願いしたのです。

爺ちゃんと婆ちゃんが経営する店でした。「まあまあ、作りますよ」と優しく言ってもらえました(涙)。

そして、出てきたのはサバの煮付けでした。

「「辺鄙な山奥で見つけた老夫婦が営む飯屋。金を持っていなかった私は、他の客がいなくなるまで待ってから...」(兵庫県・50代男性)」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る