還暦で海外留学。大きなチャレンジを成功させるために必要なものとは?(後編) (3/3ページ)

新刊JP

本の最後にも書きましたが、「No pain no gain」(痛みなくして得るものなし)です。

――松木さんはチャレンジにとてもポジティブですが、その秘訣はなんですか?

松木:これを成し遂げたらどんな人生が待っているだろうとイメージすると、わくわくしてくるんです。還暦でアメリカのカレッジに留学して、あれから10年経って70歳になるんですが、今でも「次はどんなチャレンジをしようか」と毎日考えています。この本も一つのチャレンジです。

新しいチャレンジに年齢は関係ありません。人間は心から老いていくと言いますが、たとえば65歳で定年退職をしたら、人生100年と考えれば余生は30年から40年もあるということになります。そう考えれば、できることはたくさんあると思いませんか?

だから、やりたいことがあるけどなかなか踏み出せないのであれば、それにチャレンジをして成功したらどんな人生が自分に待っているかをイメージする。そうするとわくわくすると思いますし、勇気が湧いてくると思うんですよね。

――まさに「イメージ力」ですね。では最後に、本書をどのような方に読んでほしいとお考えですか?

松木:やはり留学を考えている人ですね。少しでも参考になる部分があると思います。また、何よりも老若男女問わず、何かにチャレンジをするすべての人に読んでいただきたいですね。

ただ漠然と生きている人ってあまりいないと私は思っていて、人生は小さなチャレンジの連続でできていると考えています。朝起きて、顔を洗って、歯を磨き、ご飯を食べて、着替えて、電車に乗って、会社に行くという日々の日常は、結局自分の決断の結果の積み重ねの上に成り立っているのだと思います。

そうであれば、そこに小さなチャレンジを入れてみる。たとえば会社へ行く道を少し変えてみるとか、1つ前の駅で降りて歩いてみるとか、そういうことって誰でもできるはずですし、きっと皆さん小さなチャレンジを毎日の生活の中に取り入れているはずです。

ただ、それが留学であったり、事業を立ち上げるというような大きなチャレンジになると二の足を踏んでしまう人は多いと思います。でも、何事もやってみなければ結果は出ません。成功の反対語は失敗ではなく、何もしないことです。失敗をしても、それは成功の途中経過にしか過ぎないわけで、何もせずに後悔するような人生を送ってほしくはないので、そういったすべての人のチャレンジする気持ちを、本を通して感じて頂ければ幸いです。

(了)

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