還暦で海外留学。大きなチャレンジを成功させるために必要なものとは?(後編) (1/3ページ)

新刊JP

『還暦の留学生』著者の松木さん(写真:本人提供)
『還暦の留学生』著者の松木さん(写真:本人提供)

刺激的な人生を送るためには、大きなチャレンジが必要だ。
そして、そのチャレンジの先には新たな自分が待っている。そうした変化にわくわくできれば毎日は豊かなものになるはずだ。

コンサルティング会社を経営する松木 梯さんは、息子の留学についていく形でアメリカに渡航。そして、60歳にしてアメリカ・カリフォルニアのアーヴァイン・ヴァレー・カレッジへの留学を果たす。長年の夢だった「海外留学」を成功に導いたのは、まさに成功哲学の実践だった。

今回はそんな松木さんに、チャレンジの記録がつづられた『還暦の留学生[文庫改訂版]』(幻冬舎刊)についてインタビュー。後編では異文化の中での生活についてお話を聞いた。

(新刊JP編集部)

■異文化の中で生活するために大切なこととは?

――松木さんは60歳でアメリカのカレッジに留学するという夢を叶えたわけですが、カレッジに通われていた中でどんなギャップを感じましたか?

松木:国籍や年齢のギャップはそんなに感じませんでした。それは自由の国アメリカというお国柄なんでしょうね。日本で私のような年齢の人が大学に通っていると目立つのかもしれませんが、アメリカはすべてを受け入れる寛容さがありました。

――カレッジでは様々な学生とコミュニケーションをされたと思いますが、印象深いエピソードはありますか?

松木:タイの高校を卒業してカレッジに入ってきた学生とよく話していたんですけど、彼は2年間のカリキュラムを終了したらUCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)に編入して、その後はハリウッドでスターになると言っていました。アメリカの外からカレッジに入っている学生たちはそうした大きな夢を持って来ていることが多くて、印象深かったですね。

――松木さん親子はカリフォルニアに住んでいましたが、そこでの日常生活のエピソードから、異文化の中に住むとはどういうことかということを知ることができました。

「還暦で海外留学。大きなチャレンジを成功させるために必要なものとは?(後編)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る