ねじれた雲が虹色に輝く世にも美しい気象現象「頭巾雲(ピレウス雲)」 (4/5ページ)
その虹の色は、回折させる水滴が小さく、どれも同じような大きさのときに最も強くなる。新たに形成された頭巾雲の水滴は出どころもほぼ同じ。なので理想の虹色になります。・実は嵐の前兆?同様の雲は2022年に中国でも
この現象は本来きわめてレアとされるが、なんと昨年中国の雲南省の普洱市で同様の現象が目撃されていた。
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image credit:Jiaqi Sun (孙嘉蒞)
2022年9月6日にAlana Drewさんが目撃・撮影したその光景は、NASAの運営サイト Astronomy Picture of the Day(APOD)でも紹介され、「虹色の裏地」をチラリと見せる黒い雲のようだといわれている。
これも見事な光景だが、NASAはこうした雲が嵐の前兆になるとも述べている。
暗い雲の後ろにある虹色の雲は、ほぼ均一の大きさの水滴が集合して、太陽光の異なる色を異なる量だけ回折するため見えるものです。また頭巾雲の上の雲に珍しい波打つような波紋が見えます。これが嵐の予告になるとは意外だが、この虹色の輪のような雲はもちろん、上のコロンビアの雲のように貝殻の真珠層っぽくもみえる雲もすごくきれいだ。
一般に積乱雲を覆う頭巾雲の形成は、下の雲が上に向って膨張して、嵐になる可能性を示しています。
天空のキャンバスに描かれた即興アートのようにはかなくて、二つと同じものはないからこその貴重さよ。今はSNSのおかげでレアな現象を見知る機会がずいぶん増えたけど、いつかリアルで見てみたいな。