AIの力を利用して動物たちの言葉を理解しようと試みる研究者たち (2/5ページ)

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 だが外国語をいともたやすく翻訳してしまうAIなら、動物の言葉を人間にわかるように通訳しれくれるかもしれない。

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・AIに動物の言葉を解読させる試み
 AIの機械学習は、データに隠されたパターンを認識し、そこからコンテンツを作り出す強力なツールだ。AIチャットボットなどを通じて、そのことを実感している人はたくさんいるだろう。

 そこでセント・アンドリューズ大学のクリスチャン・ルッツ教授らは、音声や映像として記録された動物のシグナルをAIに分析させ、そこにどのような意味が込められているのか解読しようとしている。

 このとき一つ大きな問題となるのは、AIが機械学習をするには膨大なデータが必要になることだ。

 たとえば、ChatGPT-3では、数千億の「トークン」(単語に相当する)を使って学習している。

 この研究に参加する言語科学者ダミアン・ブラシ博士(ハーバード大学)は、その量について「チャールズ・ダーウィンの『種の起源』と同じ長さの本200万冊以上に相当」すると説明する。

 それに匹敵する野生動物の言葉のデータを集めるには、何かクリエイティブなアイデアが必要になる。

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・AIを使った動物の音声解読プロジェクト
 現在、いくつかの種では、そうしたデータを集めるための大規模な取り組みが行われている。

 たとえば「Project CETI」では、マッコウクジラが主な研究対象だ。
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