本革を使用した財布や小物入れは、おしゃれで高級感のあるアイテムだが、その反面、メンテナンス性や耐久性、実用性など、使いにくいと感じることはないだろうか。「池田屋ランドセル」と同じ牛革を使った『ランドセルの革小物シリーズ　半周り束入れ』は、革製品ながらスリムでやわらかく、機能的で使いやすさにこだわった財布だ。キャッシュレス時代でもカードや現金を持ちたい人にぴったりというその使い心地をたしかめてみよう。


■小銭入れにはファスナーなし！ アクセス性に優れた薄型長財布

1950年に創業した池田屋（静岡県）は、時代を超えて愛されている「池田屋ランドセル」を手掛ける老舗ランドセルメーカー。リュックやトートバッグ、革小物などさまざまな商品を展開しており、中でも、ランドセルと同じ牛革を使用した「ランドセルの革小物」は、使いやすさで人気のシリーズだ。

今回紹介するのは、同シリーズの中でも絶大な人気を誇るという『ランドセルの革小物シリーズ　半周り束入れ』（横20×縦9×マチ幅2.5cm・約120g・希望小売価格 税込16,500円・発売中）。キャッシュレスが進んだ今も、カードやお札、小銭をある程度持ち歩きたい人にぴったりな財布だ。

最大の特徴は、使いやすさ。小銭入れにファスナーがなく、L字ファスナーを開けるだけで小銭、お札、カードにアクセスできるようになっている。また、芯材を使わないやわらかさも使いやすさの理由の1つ。長財布なのにスリムナフォルムでやわらかいため、取り扱いしやすくなっている。

収納数は、前オープンポケット×1、オープンポケット×2、オープン小銭入れ×1、札入れ×2、カードポケット×16。

素材には「池田屋ランドセル」と同じ「防水牛革プレミアム」を使用。6年間使うことを考えられた耐久性と牛革の上品さをあわせ持っている。その名の通り防水なので、メンテナンス不要で使いやすいのもポイントだ。

充実のカラーバリエーションも「ランドセルの革小物」シリーズの特徴。『ランドセルの革小物シリーズ　半周り束入れ』は、池田屋ランドセルの「No.01 シンプルステッチ」「No.04 クラシック」「No.05 カラーステッチ」「No.06 シルバー」をベースに、20色展開している。ランドセルと同じカラーを選んで、お子さんのランドセルとお揃いで持つのもおすすめだ。

■ズボンのポケットにも楽々入るちょうどいい大きさ。芯材がなくやわらかいから、手に馴染むように使いやすい

記者が今回おためししたのは、カラーステッチのコン×キャメル。落ち着いた紺色をベースに、ちょっぴり遊び心のあるキャメルのステッチがかわいいカジュアルなデザインだ。

新品の牛革は硬いというイメージがあるかもしれないが、『ランドセルの革小物シリーズ　半周り束入れ』は芯材がないおかげで新品なのにとてもやわらかい。もちろん型崩れはせず、財布を大きく開いたり小銭入れを広げたりと、力をいれずに使えるのだ。
幅も高さもゆとりがあり、通帳を入れるのにもちょうどいい
L字ファスナーですぐに開閉できるのもうれしいポイント。開いた瞬間から小銭が見えて手間が一切いらない。時間にすればたったの1、2秒かもしれないが、体感ではかなり快適。ファスナーで引っかかるという確率も減るので、その効果は想像以上に高そう。
1枚でも50枚でも飛び出さなかった
小銭入れは間口が広く出し入れがとてもスムーズ。ファスナーレスの効果がここにも活きている（ファスナーで指も傷つけにくい）。逆さになったとき小銭が飛び出したりしないの？ と心配するかもしれないが、逆さにして振ってみても飛び出さなかった。
写真は6枚収納側（小銭入れ側ではない）。 カードは若干広めに仕切られていて、さまざまなサイズに対応できそう
記者にとってうれしいポイントは、カード入れが小銭入れの外側に4枚分（両側2枚ずつ）用意されていること。アクセスしやすいので、出し入れしやすく、よく使うカードを入れるのにぴったりだ。

パンパンに収納しなければズボンのポケットにもスルッと入った。収納力とコンパクトさを求める人にもおすすめ。

『ランドセルの革小物シリーズ　半周り束入れ』は、オンラインショップで発売中。

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