シベリアの「冥界への入り口」と呼ばれる世界最大の永久凍土の穴は、さらに拡大を続けていた (1/3ページ)
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シベリアのサハ共和国には、地元の人から「冥界への入り口」と呼ばれている巨大な穴「バタガイ・クレーター(Batagay crator)」がある。そこには「地球の50万年分もの歴史」が閉じ込められていたという。
これは永久凍土が浸食されてできたもので、サッカー場145個分にも匹敵する巨大な陥没穴だ。
2023年7月、新たに公開されたドローン映像によると、この穴はさらに拡大していることが明らかとなった。穴の拡大は永久凍土が融けていることを意味する。
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The largest permafrost depression in the world .・「冥界への入り口」と呼ばれる永久凍土の穴を覗き見る
シベリアのサハ共和国のタイガにぽっかりと口を開けたバタガイ・クレーターの面積は、およそ0.8平方kmで、世界最大の永久凍土の穴だと考えられている。
これが出現したきっかけは、1940年代の森林伐採であるようだ。
暖かい季節になると永久凍土が一時的に解けるが、森林が伐採されたことで、それが悪化した。
この地域の永久凍土は8割が氷だ。だから、あまりにも大量に解けてしまうと、そこにあった土砂が崩れる。
こうして永久凍土にできた巨大な傷跡のような光景が出現したのである。