早ければ2025年、大西洋の海洋循環が崩壊。地球の気候に大波乱を引き起こす恐れ (3/5ページ)
研究チームによれば、この温度はAMOCの強さの”指紋”のようなもので、ここからAMOCの今後を予測できるのだという。
その分析の結果、AMOCの強さと回復力が徐々に弱くなっていることが判明した。循環は早ければ2025年にも停止する恐れがあり、その可能性は今後ますます高くなるという。
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・地球の気候に大波乱を引き起こす恐れ
これまでのAMOCの歴史を見てみると、「強く速い流れ」と「弱く遅い流れ」の二つが切り替わりながら安定してきたようだ。
前回、弱い流れから現在の強い流れに切り替わったのは、直近の氷河期のことだ。このとき、グリーンランド付近の気候はわずか10年で10~15度上昇したと考えられている。
もしも今AMOCが止まってしまったとしたら、今度は同じくらいの期間で、ヨーロッパと北米の気温が5度下がる可能性がある。
そうなれば世界的な気温の急激な低下だけでなく、海洋生態系が激変し、世界中で暴風雨が多発するなど、地球が大きな混乱に陥るだろうと予測される。
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・ただし、この研究結果に懐疑的な声も
今回の結果は、非常に憂慮すべきものであるが、不確かな部分もあるようで、すべての専門家が納得しているわけではない。