15歳男が同級生の父親を殺害 呼ばれていないパーティー参加を止められ腹を立てる 裁判での言葉にも批判 (2/3ページ)

リアルライブ

なお、男と共にパーティーに現れた男の友人は罪に問われていない。

 Aはすぐに病院に運ばれたが重体で、しばらく危険な状態が続いていた。しかし事件から約3年後の2023年3月、Aは銃撃による合併症を伴う新型コロナウイルス感染症により死亡した。検視官は銃撃が原因で死に至ったと認めている。Aの死を受けて男は第1級殺人未遂罪で改めて逮捕、起訴された。

 2023年5月に男の裁判が行われ、男には45年の刑務所行きが言い渡された。25年の刑期を果たしたのちに、仮釈放の権利がある。裁判では男側の弁護士は、犯行当時15歳だった少年にとって厳しい判決だと主張し、男は「Aに危害を加えるつもりはなかった」などと語った。しかし裁判では考慮されなかった。なお、同州では大人として裁判にかけられる最低年齢が定められておらず、罪が重いと判断された場合は年齢にかかわらず、何歳でも刑務所に入れられる可能性がある。

 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「勝手にパーティーに現れて同級生の父親を殺すとは、なんて愚かなんだ」「自分が若いごろは、パーティーで大人が帰れと言ってきたら帰った。知り合いの親を殺すなんてありえない」「すぐに殺そうとするなんてこの国で若者に何が起こっているのか心配になる。15歳で銃を持っているなんて」「今の時代、15歳が銃を手に入れることは決して難しいことではない」「仮釈放なしの終身刑にすべき」「男はAに危害を加えるつもりはなかったと言っているが、ありえない。責任転換をしようとしているし、よく言えたものだ」「男と一緒にパーティーに来た友人も何らかの裁きを受けるべき」といった声が上がっていた。

 裁判での男の言葉に反省の色を感じないと思った人も多いようだ。男には多くの人を傷つけた自身の罪と向き合い、刑務所で深く反省してほしいものだ。

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