スイスの氷河が解け、37年前に行方不明となった登山家の遺体が発見される (2/3ページ)

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冬の間氷河に積もった大量の雪が、夏になると解けて川に流れ込み、その下流へと真水を供給してくれるからだ。

 そんな大切な氷河は今、驚くべき速さで失われつつある。原因は気候変動による地球温暖化だ。スイス氷河監視ネットワーク(GLAMOS)によると、2022年だけで氷が6%も減少したという。

 こうして解けたアルプス山脈の氷河の下から遺体が発見されたのは今回が初めてではない。

 たとえば2017年、リゾートとして知られるレ・ディアブルレ付近のツァンフルロン氷河で、2体の遺体が発見された。調査の結果、1942年に行方不明になった夫婦のものであることが判明している。

 また2022年には、1968年の飛行機墜落事故のものと思われる残骸が発見された。

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2022年にアルプスで発見された、墜落した飛行機の残骸

 そしてそれはアルプス山脈だけではない。ヒマラヤ山脈のエベレストでも氷河が解けて、かつて遭難した登山者の遺体が複数あらわになっている。

 イタリアの雪山では第一次世界大戦の遺物が発見されたりと、氷河の下にはさまざまなものが冷凍保存されて、当時の状態のまま時を刻んでいるようだ。

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