【簡単・美味すぎ】五平さんが広めた?それとも御幣に由来?中部地方の郷土料理「五平餅」を作ってみた! (2/3ページ)
五平餅という名前の由来については、以下の諸説があるそうです。
(1)五平or五兵衛という人物が始めたor広めたから
(2)神事に用いる御幣(ごへい)の形にしたから
(3)あまりの美味さに一人で五合は平らげてしまうから
どれもそれらしいですが、確かに筆者も五合は平らげてしまうかも知れません。
旅先で売っていると、つい買いたくなってしまう五平餅(イメージ)
今でこそおやつとして気軽に食べられる五平餅。しかしかつて長野県の木曾地方・伊那地方では、ハレの日に食べる特別な料理でした。
田植えを終えて田の神様をお送りする神事(しつけじまい、田植えじまい、まんが洗いなど)の後や、収穫を終えた新米の時期などに「五平餅会」が開かれ、みんなで五平餅を作って楽しんだそうです。
他にもお祭りやお祝い、お客をもてなす時などに提供されたと言います。確かに、旅先でこれを出されたら、筆者も嬉しいですね。
そんな五平餅は今でも親しまれており、たとえば長野県飯田市では毎年4月17日を「飯田・下伊那の日 五平もち記念日」にしているとか。「し(四)もい(一)な(七)」の語呂合わせだから、簡単に覚えられます。
ちなみにタレも各地で個性があり、醤油や味噌をはじめとしてゴマやクルミ、エゴマなどがよく使われるとか。他にはクルミやピーナッツ、卵にハチミツ、ヘボ(蜂の子)など実に様々。
岐阜県恵那市では毎年11月3日に「ヘボまつり」が開かれ、五平餅にヘボを練り込んだタレを用いる「ヘボ五平」が名物となっています。
筆者もヘボやザザ虫は好きなので、遊びに行ったら是非とも賞味したいですね。