仕掛人は超有名なあのお菓子屋さん!「エクレア」は日本でいかにして普及したか (2/4ページ)
当時は日本に洋菓子がまだ珍しかったので、不二家は高級洋菓子店という位置づけでした。
特に、不二家が普及発展に寄与した洋菓子として有名なのが、クリスマスケーキ・シュークリーム・そしてエクレアで、いずれも日本初の販売だったと言われています。
ちなみに、シュークリームとエクレアを一緒に販売し始めたのは偶然ではありません。
実はエクレアは、シュークリームを応用したものです。シュークリームとエクレアの違いは形状とコーティングの有無にあります。
シュークリームは丸くてコーティングがありません。一方のエクレアは細長く、なおかつチョコレートやコーヒーなどのフォンダン(糖衣)によるてコーティングがなされているもの、と考えるといいでしょう。
また、フランスではエクレアの方がよりポピュラーで、シュークリームはあまり見かけません。そもそもの話、シュークリームは日本でできたカタカナ語で、フランス語ではシュー・ア・ラ・クレーム(Chouàlacrème)と呼ばれたりします。
普及と発展不二家が販売を始めたシュークリームやエクレアは、当時は高級洋菓子という扱いで、一般家庭には普及しませんでした。
しかし、都会の洋食店や喫茶店では人気があり、特に若い女性たちに愛されていたと言われています。