弥生時代後期から種子島に住んでいた広田人は意図的に幼児の頭蓋骨を変形させていた (2/4ページ)
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貝でできた装飾品を身に着けた状態で埋葬されていた広田人 / image credit: Kyushu University Seguchi et al., PLOS ONE , 2023
もう1つ広田人がユニークなのは、前歯(上顎側切歯)を抜いたり、後頭部を平らにしたりと、何やら人体改造を行なっていたらしいことだ。
だがこれまで、こうした絶壁頭が何か別の習慣による偶然の結果なのか、それとも意図的に変形させたものなのかはっきりしなかった。
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Aが弥生人(上)、Bが広田人(下)。広田人の後頭部はずっと平らだ / Image credit: Kyushu University Seguchi et al., PLOS ONE , 2023・意図的な人工頭蓋変形の結果であるとする研究結果
『PLOS ONE』(2023年8月16日付)に掲載された新しい研究では、最新の技術で頭蓋骨を分析し、やはり意図的に頭蓋変形した可能性が濃厚であることを明らかにしている。
九州大学の瀬口典子准教授らは、広田人の頭蓋骨を2D・3Dスキャンし、その特徴を分析。