石器時代、女性が独創的な狩猟道具を発明し、狩猟に参加していた可能性が高いとする研究 (3/4ページ)

カラパイア



従って遠い過去のある時点で、道具を普通の投げ槍からアトラトルに移行したことによって、女性など、より多様な人間が狩猟に参加することができるようになり、労働を分業するのではなく、統合することが可能になったと思われます(ミシェル・ベッバー氏)

[画像を見る]

アトラトルでダートを放つ実験 / image credit:Metin I. Eren・女性が狩猟能力を上げるために開発した可能性
 ミシェル・ベッバー氏は、この野外実験について説明している。
アトラトルは、力だけで飛ばそうとするとうまくいかないのです。単純なテコとして機能するため、「男性の筋力の強さ」は、それほど大きな利点にはならないということです
 事実野外実験で、男性の一部は、アトラトルを使うと、ダートを発射する際に力の入れ方がわからず、速度をだせないことが多かったそうだ。

 「アトラトルの女性への有利性を考慮するなら、アトラトルを発明したのは女性の可能性があります」とベッバー氏は言う。

 とするならば、当時の狩猟採集社会で、獲物を求めて出かけていったのは、男性だけではないことを示している。
かつては、男性だけが狩りに出ていたと思われていましたが、様々な研究から、そうではないという事実が明らかになってきています。
「石器時代、女性が独創的な狩猟道具を発明し、狩猟に参加していた可能性が高いとする研究」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る