かき氷はいつから食べられていた?意外と長いその歴史とポテンシャルの高さ【後編】 (2/4ページ)
名称もさまざま
かき氷が気軽に食べられるようになり、全国へ広がっていくに従って、その呼称にも地域色が出てくるようになります。
例えば関東では「かき氷」と呼ばれることが多いですが、関西では「かちわり」と呼ばれることもあります。
また、かき氷を「氷水(こおりすい)」と呼ぶ地域もあります。一般的には、東北地方や北陸地方などの寒冷地に多いようです。
一方、九州地方では「氷水」という言葉はかき氷のことではなく冷たい水のことを指すもので、このあたりに、地域ごとにかき氷というものがどう受け止められていたのか、その歴史が垣間見える気がしますね。
世界へとはばたく「かき氷」現在、かき氷は世界各国で愛されています。台湾では「刨冰(バオピン)」と呼ばれており、「刨」が削るという意味で、「氷」が氷という意味です。
これが台湾で広まったのは日本統治時代のことで、その後タロイモ団子や豆類など、独自の食材やトッピングが加わって発展していきました。
また韓国では果物やアイスクリームを乗せた「パッピンス」、ハワイではコンデンスミルクやアイスクリームを加えた「シェイブアイス(shave ice)」などが有名です。