「おぐらが斬る!」日大は大麻がドーピングであることの自覚があったのか? (1/2ページ)
8月5日、大麻取締法などの疑いで日大アメフト部員の北畠成文容疑者(21)が逮捕された。その後の供述によると、北畠容疑者は「大麻は他の部員と一緒に吸った」「複数の部員と一緒に吸った」と語り、別の部員も大麻を所持していた可能性が浮上した。
そしてアメフト部の寮に2度目の家宅捜査が入り、4人の部員が任意で事情徴収された。どうやらかなりの人数が、大麻を使用していたらしい。
日大側は北畠容疑者が逮捕された後の記者会見で
「この度の問題は部員1名による薬物単純所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになり・・・」
と、これは「1人の犯罪」であり、無関係無実の他の部員も「連帯責任」を取らないといけないというのは、教育上いかがなものかという考えで「無期限停止」処分とした活動を5日後には再開している。
しかしこんどは4人が事情聴取された。今後日大はどう対応するのか?
記者会見のとき日大の澤田副学長は、アメフト部の寮に大麻が「蔓延しているとは考えていない」と答えているが、今回はどうなのか?
大麻や覚せい剤といった違法薬物に触れる機会というのは、そういうものが身近にある“環境”や“仲間”次第なのだ。
そういう環境や仲間と付き合っていると「少し分けてあげようか」とか「このSNSで買えるよ」と、違法薬物が身近なものになってくる。
いま疑われているものの一つに日大アメフト部が、違法薬物に接する環境そのものになっているのではないかということなのだ。
日大アメフト部の違法ドラック疑惑は何年も前から噂になっており、今回の件で、事実解明をしっかりやり、膿を出し切って改革をするチャンスでもあったはずなのに、日大は何とか隠蔽をしようとし、逮捕された北畠成文容疑者1人を警察に差し出すことで、トカゲのしっぽ切りで済ませようとしたとしか思えない。
それと大麻にせよ覚せい剤にせよ違法ドーピングでもあるのだ。今回の事件は、運動部にドーピングが蔓延していたということでもある。日大首脳部は、その自覚もないらしい。
日大アメフト部の信用は地に落ちた。