非常に珍しい3000年前のハチのミイラを発見、巣房の中で眠り続けていた (2/4ページ)

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ファラオの時代から巣房の中で眠り続けてきたハチ / image credit:Andrea Baucon・保存状態が良く、種や性別も特定
 だが哀れにも巣房から出ることなく息絶えた今回のハチたちは、種類を特定できるほど保存状態が良かった。

 それどころか性別や、母バチが巣房の中にエサとして入れておく花粉の量までうかがい知ることができた。

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ハチのミイラは極めて保存状態がよく、その種やエサまで判明している / image credit:Andrea Baucon

 そのハチは、ポルトガルに今も生息するミツバチの一種、ヒゲナガハナバチ(Eucera属)の仲間だ。

 ヨーロッパでも珍しい部類のハチで、1年ほどの一生の大半を地下で過ごす。外で自由を謳歌するのは、お気に入りの花が咲き乱れる、ほんの数週の短い間だけだ。

 なお巣房の内側は、母バチが紡ぎ出した絹のような糸でコーティングされていた。

 この糸は防水効果があり、まるで”有機物で作られたモルタル”のように機能する。これがハチの腐敗を防ぐのに一役買った可能性があるという。

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X線で撮影した巣房の内部のハチのミイラの1つ。
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