まるで火山が稲妻を放出しているような驚くべき自然現象「スパイダー・ライトニング」 (2/3ページ)

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 これらの稲妻は、火山のような高い構造物から上向きの雷を誘発することもあるそうだ。だが、滅多に起きない現象であるため、スパイダー・ライトニングの詳しい発生メカニズムはよくわかっていない。

 2017年10月には、アメリカ海洋大気庁とNASAの人工衛星「GOES-16」が、上空に正反対の電荷をもつ雷雲が集まり、広い範囲で同時に「スパイダー・ライトニング」が発生する様子をとらえられている。

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・スパイダー・ライトニングと火山噴火の関係
 また、スパイダーライトニングは火山の噴火とも関係しているという。

 火山が関係することが多いのは、噴火によって大量の火山灰・瓦礫・水蒸気といったものが大気中に噴出するからだ。

 こうした噴煙は対流圏(大気下層)と成層圏(大気上層)の境界である「対流圏界面」に達することがある。

 そのせいで周囲が不安定になり、しばしばハンマー台のような特徴的な形をした雷雲(鉄床雲)を作る。ここからスパイダーライトニングが発生することがあるのだそうだ。
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