「私たちにできるのは愛を注ぐことだけ!」ゴミ箱に捨てられていた老描、最期の日々を穏やかに幸せに過ごす (2/3ページ)
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階段を上ったり、他の猫とじゃれ合ったりするまでに回復したケイレブ氏だったが、彼は頑なに外の世界を拒否していた。窓の外に目をやることすらしなかった。外の世界は彼にとって、つらく苦しい記憶を呼び覚ますものでしかなかったんだ。
だが、ミシェルさんのもとに来て10か月が過ぎた頃、ケイレブ氏の健康状態は悪化し始めた。どうやら最期の時が近づいている。
そんな中、ケイレブ氏は窓の外を切なげに見つめるようになった。ミシェルさんは、彼の最期の願いを理解した。「外に出たい…!」のだと。
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それからミシェルさんは毎日ケイレブ氏を外へと連れだした。敷地の中にある泉のほとりが、彼のお気に入りの場所になった。
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一週間、外の世界を堪能した後、ケイレブ氏は静かに虹の橋の袂へと旅立って行った。彼の猫生の大半は、もしかしたら苦しみにあふれたものだったのかもしれない。だが少なくとも最期の日々は、安全な場所で、たくさんの愛情を注がれながら過ごすことができたと思う。
ミシェルさんの保護施設Peaceful Mountain Cat Sanctuaryは、70エーカー(約2,880㎡)の土地を最大限活用して、猫たちが自由に暮らせる環境を整えている。