うれしいニュース。絶滅したと思われていた先史時代の鳥「タカヘ」がニュージーランドの野生に戻る (3/5ページ)
今回放されたタカヘたちが元気に生きてくれれば、10月にさらに7羽、来年早々には最大10羽のタカヘが自然にかえされる。
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Takahē bird continues its journey of recovery with release into New Zealand tribal lands
だが油断は禁物だ。着実に進んでいるようだが、今後も慎重な努力を怠るわけにはいかないという。
ニュージーランド自然保護局のデイドラ・ヴァーコー氏は、「新たな野生在来種が定着するには時間がかかり、成功が保証されているわけでもありません」と説明する。
タカヘの保護活動は、絶滅の危機にあるニュージーランド固有の鳥たちを守るための、より広範な取り組みの一環だ。
ニュージーランドでは、2050年までにネズミ、オポッサム、オコジョといったとりわけ被害の多い外来の肉食動物を一掃しようと国を挙げて取り組んでいる。
こうした取り組みのかたわらで、今回のタカヘのように珍しい鳥たちが保護区の外にかえされつつある。昨年は、国鳥であるキーウィが、何世代かぶりに都市近郊の野生地に放された。
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・先住民ナイタフの土地で、再びタカヘの鳴き声が響く日を夢見て
先住民、ナイタフの土地に放されたタカヘは、国内で3番目のタカヘを自然に戻す試みであり、政府とナイタフとの緊密な協力の下で行われている。
ナイタフの人々にとって、自分たちの土地にタカヘが戻ってくるのは非常に感慨深いことであるという。
かつて彼らの土地は入植者たちに奪われ、その返還を求めて長い法廷闘争を繰り広げねばならなかった。