うれしいニュース。絶滅したと思われていた先史時代の鳥「タカヘ」がニュージーランドの野生に戻る (4/5ページ)
そんな部族の土地に、祖先たちが一緒に暮らしていた鳥が帰ってきたのだ。
「とても感慨深いものがあります。個人的に、私たちの土地に戻ってきたタカへは、部族の権利と土地を取り戻すために戦った7世代のことを思い出させます」と、ナイタフのトゥマイ・キャシディ氏は話す。
タカヘはナイタフの人々にとって大切な鳥で、かつてはその羽毛を集めてマントに織り込んでいたのだそうだ。
野生のタカヘが減少したのは、部族の土地が没収されたり、売られたりした時期と重なるという。この時期、地元のマオリ族はそうした山々を「Kā Whenua Roimata」と名づけた。「涙の土地」という意味だ。
だがそうした悲しい物語も、今や過去のものになろうとしている。オレガン長老は今、「観光客が谷底から聞こえてくるタカヘの鳴き声を楽しんでくれたら」と願っている。
追記:(2023/09/05)本文を一部訂正して再送します。