腸活失敗の原因は「お口の中」にある!? 専門家が教える“腸活成功のコツ” (3/4ページ)
――口の中の悪玉菌が腸に届くと、どのような問題があるのでしょうか?
福島先生:歯周病の原因となる悪玉菌が腸内に到達すると、腸内細菌のバランスが崩れ、全身の体調バランスも崩れてしまうこともあります。
せっかく取り組んでいる腸活も台無しになってしまうおそれがあるのです。
――口内の悪玉菌を体内に入れないためにはどうすればよいのでしょうか?
福島先生:口内の悪玉菌を体内に入れないためにできることとして、歯医者や歯科衛生士によるプロケアと自分でできるホームケアがあります。
プロケアのひとつが、毎日の歯磨きでは取り除けない汚れや歯垢(プラーク)などのバイオフィルムの除去・清掃です。
ほとんどの歯周病原因菌はバイオフィルムの中にいると言われていますが、歯の表面や歯周ポケットにかなり強固に付着しており、歯ブラシでは除去できません。
プロケアでは、スケーラーという道具を使ったスケーリングをはじめとした方法で除去しますが、放置すればまた増殖してしまうので、定期的なプロケアを行うとともに、毎日、自分で行うホームケアも重要になります。

――どのようにホームケアをすればよいですか?
福島先生:歯磨きが一般的ですが、ブラッシングやフロスでケアできるのは歯の表面だけです。
舌や歯ぐき、口腔粘膜など、通常の歯磨きだけではケアしきれない部分が、口の中に75%もあります。
口の中全体をキレイにするためには、洗口液や液体歯磨きなどのマウスウォッシュを併用することがおすすめです。