プリンはかつて高級洋菓子だった!日本で独自に発展し驚きの進化を遂げた歴史 (2/4ページ)
1872年には『西洋料理通』という書籍の中で、卵と牛乳と砂糖を混ぜて蒸したポッディングという名前で紹介されています。この書籍は、明治政府の要人や外交官向けのもので、日本で最初に出版された西洋料理書と言われています。
しかし当時の日本では卵や牛乳などの材料が高価で手に入りにくかったため、プリンはレストランやホテルなどでしか食べられませんでした。
また、蒸し器やオーブンなどの調理器具も普及していなかったため、家庭で作ることも難しかったですようです。当時はまだプリンは希少なスイーツであり、一般人が味わう機会はほとんどありませんでした。
世界のプリンプリンが一般家庭でも普及し始めたのは、電気やガスが普及し冷蔵庫が登場した1964年頃といわれています。また卵や牛乳などの材料も安く手に入るようになり、プリンを手軽に作るための便利な商品も発売されるようになったのです。
その後、1972年にはグリコからプッチンプリンが発売されました。容器から簡単に取り出せるようにしたアイデアは当時としてはとても斬新な驚くべきもので、たちまち話題となり好評を博します。