「おぐらが斬る!」力を持ち過ぎた芸能事務所ジャニーズに支配されたマスコミ (2/2ページ)

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ジャニー喜多川とメリー喜多川の死によって、ジャニーズ事務所の力は少しずつ衰えていくが、それでもテレビ局やマスコミ各社は忖度を続けた。

今回の騒動は元々、英国BBC放送のドキュメンタリーにはじまるが、海外からの突き上げがなかったら、いまでも問題にされていなかっただろう。

一つ明らかになったのは、芸能事務所であろうが、政治家であろうが、企業であろうが、マスコミを牛耳るほどの力を持った何者かが出てきたとき、例え最高裁で裁かれ、国会で審議されるほどの悪事をしたとしても、誰も報道しない可能性があるということだ。

今回の件で、力を持ち過ぎた芸能事務所ジャニーズの影響力は、急落するであろうが、マスコミはこのことを胸に刻んでおかねばならない。

プロフィール

巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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