中絶手術経験者の約半数が「本人の意志とは異なる要因」。今後妊娠を希望していない人も「半数以上」に…… (6/7ページ)
最後に、リプロダクティブ・ヘルス/ライツに含まれる「子どもを産む・産まないを決める権利」について、どのように感じるか聞いたところ400件以上の回答がありました。その一部を紹介しています。
◇「子どもを産む・産まないを決める権利」について、どのように感じる?
・産むことに比べて産まない選択がマイナスイメージであると感じている。権利であるという意識がもう少し浸透するといいなと思う(40代)
・私自身は子どもを産み育てたいという意思があまりないため、権利であってほしいと思う。それ以前に子どもが欲しい人達が、経済などの何らかの事情で諦めてしまう方が問題だと思う。子どもを産むことを決める権利があっても、実際にパートナーがいなかったり経済的に余裕がなかったりすると、実際子どもを産むのは難しい(20代)
・女性が主体的に子どもを持つ・持たない生き方を決められるのは良いと思う。少子化は人数ばかり叫ばれているが今いる子に愛情をかけてあげる必要性も考えると養子や里親制度ももっとハードルが低くなって欲しいなと思う(30代)
・その人、そのカップル、その夫婦が考え抜いて出した答えに正解も間違いもないと思う。誰もが意見なんてせずに背景を考え受け入れるべき(30代)
・妊娠出産のために仕事を辞めたり休んだりすることでキャリアが止まるのは女性だけ。そんな友人たちをたくさん見てきた。「産む産まないの選択」というより「どう生きたいかの選択」。それを自分だけの意思で決められない仕組みには違和感しかない(30代)
・子どもを産む・産まないを決める権利はあるべきだが、望まない妊娠を少なくするための対策も同時に必要(20代) ・望まない妊娠や身体的な事情での中絶は認められるべきだと思う。ただ避妊に対する知識は全人類持っていて欲しい。妊娠というものが喜ばれるものであって欲しい(30代)
■調査結果まとめ
今回の調査により、今後妊娠を希望していない人が多くいることやその背景、そして中絶手術を経験している人の約半数が本人の意志とは別の要因や避妊時のトラブルによって妊娠したことなどが明らかになりました。