1億5500万年前に失われた大陸「アルゴランド」をついに発見 (2/4ページ)
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1億5500万年前にオーストラリア西部から分裂したアルゴランド大陸 / image credit: Utrecht University・東南アジアに残されたパズルのピース
失われた大陸の行方を探るために、アドヴォカート氏らは、バラバラになったアルゴランドの断片をたどってみることにした。
その断片は、インドネシアとミャンマーで見つかった。
ところが、これらを組み合わせてアルゴランドを復元しようとしても、パズルのピースはうまくはまってくれなかった。
そこで彼らはさらに東南アジアでその痕跡を集め、北へと向かうアルゴランドの足取りをたどっていった。
すると散らばったアルゴランドのかけらの中に、およそ2億年前の小さな海の名残が見つかったのだという。
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Finding Argoland: how a lost continent resurfaced. Reconstruction and subsequent drift.
この太古の海ができたのは、アルゴランドが全長5000kmの陸塊から切り離される前のことだ。
どうやら地殻変動によってアルゴランドが引き伸ばされ、そこに亀裂が入ることで形成された可能性が高い。
「このプロセスは5000万~6000万年続きました。そして約1億5500万年前、リボンのような形の陸の集まりと、その隙間にあった海は、東南アジアへと漂流し始めます」(アドヴォカート氏)
彼によるなら、アルゴランドは失われたわけではなかった。現在では断片化し、遠くまで広がっていたおかげで、そこにあると気づけないだけだったのだ。