1億5500万年前に失われた大陸「アルゴランド」をついに発見 (1/4ページ)
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1億5500万年前、現在のオーストラリア西部から陸塊が分離して行方不明となった。
この失われた大陸「アルゴランド」は、跡形もなく消え去ったと思われていたが、砕け散った大陸の断片を調査していたオランダの研究チームが、ついに発見したそうだ。
『via=ihub" target="_blank" title="" rel="noopener"Gondwana Research』(2023年10月19日付)に掲載された研究によると、アルゴランドとオーストラリアの分離は、かなり壮絶なものだったようだ。
地殻変動によって引き伸ばされ、オーストラリアから引き離された後、バラバラに分解されながら、東南アジアに散らばったのである。
・1億5500万年前にオーストラリアから分離した大陸の謎
オーストラリア北西沖の「アルゴ深海平原」と呼ばれる海盆に残された地質学的な証拠によるなら、1億5500万年前、オーストラリアから大きな陸塊が分裂したようだ。
この陸塊は、失われた大陸「アルゴランド」と呼ばれている。
この大陸と同じく、1億2000万年前にゴンドワナ大陸から分裂したインドは、今も無傷のまま大勢の人々の暮らしを支えている。
ところがアルゴランドの場合、バラバラになり消息を絶ってしまった。この砕けた古代の大陸は今どこにあるのか? これは地質学者にとって大きな謎だ。
オランダの地球科学者エルダート・アドヴォカート氏(ユトレヒト大学)は、それがオーストラリアより北のどこかであることはわかっていたという。そこで東南アジアに目をつけた。