外来種の二枚貝のおかげで行方不明の難破船が128年ぶりに発見される (3/4ページ)
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船の大きさと周囲の石炭から、アフリカ号だと判明した・難破船発見に乗組員の遺族も報われた思い
思いがけない難破船の発見に、撮影チームはわきたったが、船と共に行方不明となった当時の乗組員の遺族は、これで決着がついた気持ちになったという。
「ほんの数週間前にこの発見が明らかになってから起きた、信じがたい出来事のひとつは、100年以上前にアフリカ号に乗っていて亡くなった乗組員の遺族の子孫から連絡をもらったことです」メルニックは言う。
「私たちは遺族と協力して、128年前に亡くなった乗組員たちを偲ぶ方法に探ろうとしています」
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アフリカ号は、ヒューロン湖で行方不明になったとき、石炭を運んでいた・外来種の貝が生態系に及ぼす影響
カリフォルニア州リバーサイドにある外来種研究センターは、クアッガガイおよびゼブラガイなど外来種の侵入が、彼らが定着した生態系に壊滅的な影響を与えていると報告している。
「彼らは、パイプやフィルターなどの取水構造物を詰まらせてしまうため、水処理施設や発電所のメンテナンス費用が大幅にかさんでしまいます」研究センターのウェブサイトにはこうある。
「埠頭、ブイ、船体、錨、岸辺に貝が大量に蓄積して表面をびっしりと覆ってしまうと、湖や川でのレクリエーション活動が悪影響を受けます」
だが悪い影響だけではないという。
クアッガガイやゼブラガイの侵入は、その生態系にプラスの影響を及ぼすことも記録されているのだ。