悪名高い「不平等条約」はまだマシな方だった?実はアメリカも手を焼いた徳川幕府の粘り強い交渉 (4/4ページ)
さらに、こうしたアジア諸国が欧米列強と結ばされた条約では、条約改正に関する条文がないことがほとんどでしたが、日米修好通商条約では13条で「1872年には条約の改正交渉ができる」とされています。
日本は確かに不平等条約によって苦しめられました。また、日本がアメリカとの戦争に至らずに済んだのは、幕府が交渉をしている間にアメリカの政治事情が変化したからという理由もありました。
しかしそれでも、以上の理由により戦争に至ることもなく、粘り強い交渉によってアメリカから大きな譲歩を引き出した形で条約を締結できたわけで、他のアジア諸国と比べればずっと良い方だったと言えるでしょう。
参考資料
日本史の謎検証委員会『図解 幕末 通説のウソ』2022年
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan