世界中で愛される“2人の天才”二刀流・大谷翔平と八冠・藤井聡太の育て方 (4/6ページ)

日刊大衆

『キュボロ』のような複雑なパズルで遊ぶことで、幼少期の藤井さんの脳が鍛えられたのでしょう」(児玉氏)

 そして、藤井が幼少期に将棋を学んだ『ふみもと子供将棋教室』(愛知県)も、育子さんが見つけたのだとか。そんな祖母の影響下で将棋の楽しさに目覚め、のめり込んでいくわけだが、それを後押ししたのは藤井家の教育方針だった。

■モンテッソーリ教育の幼稚園に通って

「藤井さんは、モンテッソーリ教育を行う幼稚園に通っていました。この、モンテッソーリ教育とは、簡単に言えば“夢中になったものを、とことんやらせて能力を引き出す”というもの。天才を生み出すことで有名です」(前出の全国紙記者)

 かのビル・ゲイツ氏や、『アマゾン』創業者のジェフ・ベゾス氏も受けたというモンテッソーリ教育。ここで藤井少年は、“とことん”を学んだようだ。

「藤井さんは幼稚園時代、色紙を組み合わせて作る『ハートバック』制作に没頭。毎日、なんと100個以上も作っていたそう。小学生になって、将棋や得意科目の地理の勉強に没頭した際にも、夕食の時間も中断させず、そのまま続けさせたそうです」(前同)

■「三つの教え」

 このように、2人の天才少年は、自分の好きなことを見つけ、没頭していった。ただ、そこで両者が学んだのは、野球と将棋の技術や知識だけではなかった。

 幼少期の藤井が将棋を学んだ『ふみもと子供将棋教室』の文本力雄氏は、こう振り返る。

「教室で最初に教えるのは、(1)脱いだ靴をそろえること、(2)大きな声であいさつ、(3)駒磨きや駒の消毒、掃除をしっかりすることの三つです。将棋の定跡なんかを学ぶのは、それからです」

 つまり、礼儀作法の大切さを教えているわけだ。

「どの子も最初はできません。でも一度教えると、できるようになる。家で靴をそろえなくても、教室でやっていれば、習慣になるんです。聡太も初めはできませんでしたが、教えて理解させたらできるようになりましたね」(前同)

 そして大谷もまた、「三つの教え」を忠実に守っていたという。

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